更年期で高血圧になってない?主な原因と5つの対策

50代以上の女性の2人に1人が高血圧に悩んでいるということをご存知ですか?

若い頃は血圧が全く気にならなかったという人が、更年期になって急に高血圧になってしまうということも珍しくありません。

なぜ更年期に高血圧になってしまうのでしょうか。もし更年期高血圧になってしまったらどうしたら良いのでしょうか。

その原因と対策についてまとめてみました。

更年期の高血圧の原因

血管を拡張させる働きのある女性ホルモンのエストロゲンが、更年期を境に減少していくことで、血管の柔軟性が低下し、血圧が上がりやすくなります。

また、エストロゲンの減少の影響で、血液の循環をコントロールする自律神経の働きも乱れてしまい、血圧にも影響が出てしまうのです。

更年期の高血圧の症状

一般的な高血圧の症状と異なるのは、更年期高血圧は血圧が上がったり下がったり変動しやすいという特徴があります。いわゆる「乱高下」の状態です。

心が落ち着いている時は安定しているのに、めまいや頭痛が起きた時や、イライラしたりすると血圧が上がるということも少なくありません。

特に、更年期特有の症状のホットフラッシュ(のぼせ)が起きた時は血圧も急激に上昇してしまいます。

更年期高血圧になりやすい人とは

更年期で高血圧になりやすい人は

  • 太っている人
  • ストレスを抱えやすい人
  • タバコ・アルコールが好きな人

これらの人が高血圧になりやすいです。

太っている人

内臓脂肪が多くなると血液量が増えて、心臓から血液を送り出すための圧も高くなってしまいます。

ストレスを抱えやすい人

ストレスを感じると交感神経が活発化し、血液の量や心拍数が増え血管が収縮してしまい、高血圧を引き起こしてしまいます。

タバコ・アルコールが好きな人

タバコを1本吸うことで血圧が10〜20mmHg上昇すると言われています。またアルコールは、血管を収縮する作用があるため、過剰摂取すると高血圧の原因となってしまいます。

更年期の高血圧の予防と対策

更年期が終われば高血圧も治るだろうと、放置してはいけません。更年期高血圧からそのまま慢性的な高血圧症となり、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中といった命にかかわる病気に繋がる可能性もあります。

更年期で高血圧の症状が現れたら、まずは婦人科を受診し適切な治療を受けることが大切です。

それほど血圧が高くない人の治療方法は、生活習慣の改善から始めることが多く、また症状が現れる前から心がけることで予防にもつながります。

具体的にはどのようなものなのでしょう。

食生活の改善

バランスの良い食事と、塩分を控えた食生活を心がけましょう。一日あたりの塩分摂取量は10g未満を目標にしましょう。野菜、果物、いも、豆、海藻などミネラルを多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

適度な運動を行う

ウォーキングやストレッチなど日常生活の中で無理なくできるものから始めてみましょう。肥満の防止にもなります。

ストレスを溜めない

ストレスも更年期高血圧の要因の1つです。リラックスできる時間を作る、睡眠を十分にとるなど、うまくストレス解消することが大切です。

禁煙する

ニコチンは交感神経を刺激するため、血圧を上昇させます。禁煙するようにしましょう。

定期的な血圧測定

毎日朝と夜の2回に血圧測定を行い、通常の数値がどの程度なのか、どういった状態になった時に血圧が上昇するかなど、自分の状態を知っておくことが予防につながります。

まとめ

このように更年期高血圧は更年期の代表的な症状の一つであり、放置しておくと慢性化してしまう可能性もあるので、のぼせや息切れ、動悸などの症状が出て、体調が悪いと感じたら早めに婦人科に相談するようにしましょう。早い対処が改善への道となります。

そして、食生活、運動、睡眠など生活習慣を整えることで、更年期高血圧を予防、改善し、更年期を健やかに過ごせるよう努力したいものです。

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