更年期でくらくらする?怖い「めまい」の原因と対策とは?

更年期の時期になりやすい症状の一つにめまいがあります。更年期の迎えている方なら一度は、めまいの症状がでたことがあるという人も多いのではないでしょうか?

運転中などにいきなりめまいがすると、危険ですし怖いですよね。

そんな怖い更年期症状の一つのめまいの対策をしっかりとしていきましょう。

更年期に起きるめまいとは?

更年期の症状の中で比較的起こりやすく、多くの女性の悩みの1つにあげられるのが、めまいです。

原因は女性ホルモンであるエストロゲンの減少による自律神経の乱れと言われています。

めまいの種類は大きく3つに分かれます。天井が回転しているかのようにぐるぐる回る回転性めまい、ふわふわ浮いているような感覚の浮動性めまい、目の前が真っ暗になり、意識が遠くなる立ちくらみがあります。

めまいの症状の感じ方は人それぞれで、症状が軽い場合はそのままにしておいても自然に治ることが多いですが、症状がひどい場合や長引く場合は治療が必要となります。

なぜ更年期のめまいには漢方薬がいいの?

更年期の症状の治療には、不足してしまった女性ホルモン、エストロゲンを飲み薬や貼り薬で補充するホルモン補充療法(HRT)があります。

しかしHRTは、不正出血や乳房の張り、下腹部の痛み、頭痛や吐き気などの副作用が起こることがあり、さらに過去に子宮がんや乳がんを羅患したことがある方や子宮筋腫や高血圧、糖尿病などの持病がある方は治療を受けれないことがあります。

それに比べ、漢方薬は副作用が少なく長期的に服用できるということと、持病があり、他に服用している薬がある方でも問題なく服用することができます。

また、HRTはホットフラッシュなど明らかにホルモンの不足で起こる症状には即効性の効果を発揮しますが、漢方は原因のわからないめまいや耳鳴りといった不定愁訴の改善や、精神状態を安定させる効果が高いと言われています。

更年期のめまいに効く4つの漢方薬

更年期のめまいに効果があると言われている漢方が4つあります。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

柴胡(さいこ)、芍薬(しゃくやく)、蒼朮(そうじゅつ)、当帰(とうき)、茯苓(ぶくりょう)、山梔子(さんしし)、牡丹皮(ぼたんぴ)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)、薄荷(はっか)の生薬が配合されており、自律神経のバランスを整えるほか、血液の循環をよくして体を温める効果があります。更年期の症状に対して最も多く処方される漢方薬です。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

当帰(とうき)、川弓(せんきゅう)、 芍薬(しゃくやく)、 茯苓(ぶくりょう)、朮(じゅつ)、沢瀉(たくしゃ)の生薬が配合されており、 めまい以外にもむくみや冷え、貧血、下腹部痛などのさまざまな女性特有の症状を改善する効果があります。虚弱体質で疲れやすい人に向いています。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)、桃仁(とうにん)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)の生薬が配合されており、血行を促進し、めまいやむくみ、のぼせ、頭痛、肩こりの改善に効果があります。体力があり、イライラや不安などの精神症状がある人に向いています。

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)の生薬を配合し、女性の更年期症状の中でも立ちくらみやめまいの強い人に用いられます。

まとめ

漢方薬は症状に直接作用するのではなく、体のバランスを整えて、自己治癒力を高めるものですので、効果を実感するまで時間がかかるといわれています。

まずは、自己流で使用せずに、必ず医療機関を受診し、医師に自分の体質に合った漢方薬を処方してもらうようにしましょう。

効果が感じられなくてもすぐに中止せず、できれば1〜2ヵ月くらいは様子をみてみましょう。焦らずに続けることが大切です。

そして漢方薬の効果を高めるために、 バランスの取れた食事や、睡眠を十分にとり規則正しい生活をする、体を冷やさない、ストレスを溜めないなどの生活習慣を見直すことも大切です。

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